- しんど
- I
しんど(名・形動)〔「心労」の転という。 近世上方語。 現在でも関西地方で用いる〕疲れて苦しい・こと(さま)。 また, 苦労・骨折り。II
「ああ, ~」「はあ, いかう~な。 この刀を持つてくれさしめ/狂言記・粟田口」「~が利になる/浄瑠璃・伊賀越道中双六」
しんど【心土】田畑の, 表土の下にある土の層。 耕したとき, すき返されない部分の土。 底土。⇔ 作土IIIしんど【深度】深さの度合。 深さの程度。IVしんど【神奴】⇒ かみやっこ(神奴)Vしんど【進度】物事の進んでいく度合。VI「学科~表」
しんど【震度】地震動の強弱の度合。VIIしんど【震怒】天神または天子がはげしく怒ること。「大権の幾分を軽からしむるに至るべしと, 定めて~せしなるべし/鬼啾々(夢柳)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.